6月28日に開催した第1回「越谷デザイナーズバー」。
元の事業所とさまざまな分野のデザイナーが一堂に介し、賑やかに交流が行われました。
「デザイナーズバー」ってどんなイベントなの?
「地元のデザイナーと知り合いたい」
「自分の事業はデザインの視点があるとどうよくなるのか」
と考えている地元の事業所と、
「地元にはどんなデザインの需要があるの?」
「自分の仕事のPRができればいいな」
と思う地元のデザイナーが出会える場(バー)を提供し、
まずはお互いに知り合ってもらおう、という主旨から生まれたイベントです。
お酒を飲みながらのほうが盛り上がるだろう、
ということで、「バー」と銘打ちました。
(会場がカフェということもあり、お酒は生ビールだけでしたが…)
副業・起業支援も行う“まちづくり会社”としての第一弾のイベントです。
さあ、どんな出会いがあるのでしょうか…!
イベントは、地元で人気のベーカリーカフェ「CAFÉ 803」を貸し切りにして行いました。
19時、いよいよ開始です。
デザイナー19名、事業所15名に取材・見学者を合わせて50 名を超える人で会場はいっぱいに。
デザイナーはホスト役として事業所の質問に答えたり、ビールを提供したりしました。
参加した人の職種・業種は?
デザイナーは、建築、空間・内装、家具、Web、グラフィック、プラントクリエイター、
イラストレーター、テキスタイル、編集者、コピーライターなど、
さまざまな職種のデザイナーが参加しました。
越谷だけでなく、春日部市、草加市からの参加も。
事業所は、
店舗オーナー、パッケージ会社、染色職人、建築会社、
ハウスメーカー、農園経営者、観光関係者、行政職員、金融機関などです。
越谷市内の事業所がほとんどですが、お隣の吉川市、草加市からも参加がありました。
このイベントに参加したいと思った理由は?
デザイナーに聞きました。
「『デザイナーズバー』って今までないですよね!? 単純に面白そう!と思って参加しました」
「自分のデザイン業界だけだと狭いので、もっとデザイナー同士で知り合いたいと思って」
事業所に聞いてみました。
「地元のデザイナーにどんな人がいるのか知りたくて参加しました」
「ウチにも外注先のデザイナーはいるのですが、他のデザイナーともつながりたくて」
デザイナーは、それぞれ自分の作品をポートフォリオにして事業所にPRします。
あちこちで1対1の交流が。生ビールを飲みながら話がはずみます。
「越谷にもこんな素敵なグッズを作るデザイナーさんがいたんですね!」
「私は○○に特化したWebデザインをしています」。
自分の作品を映し出すディスプレイ前でのアピール。
異なる業種同士ですが、生地のデザインについて語り合っています。
ときどきアピールタイムをはさみながら、席の移動をしながら、
ビールのおかわりをしながら交流。
イベントは2時間で終了となりました。
今日はいかがでしたか?——参加者に聞きました
「事務所にいるだけでは知り合えないお客様とつながれました」(空間デザイナー・Aさん)
「私は布関係なので越谷には需要はないだろうとダメ元で参加したのですが、
布に関係する職人さんとつながれました。来てよかったです」(テキスタイルデザイナー・Bさん)
「複数のグラフィックデザイナーさんとつながれて、
ウチの方向性も広がりそうです」(パッケージ会社経営・Cさん)
「うちの店が今やりたいこととぴったりなデザイナーが見つかりました。
さっそくある案件で打ち合わせることになっています」(店舗経営・Dさん)
「私はグラフィックデザインしかできないので、
お客様からWebサイトの相談をされても今までは紹介もできなかったのですが、
今日は何人ものWebデザイナーさんを知ったので、
チームを組めばお客様のサポートがしっかりできるなと思いました」(グラフィックデザイナー・Eさん)
まとめ
今回のイベントのあと、「実際にビジネスのつながりが生まれた」という報告を複数いただきました。
とても嬉しいかぎりです。
地元で顔の見える関係ができて、ビジネスが広がっていく。
小さくてもそんなことが越谷のあちこちで起きるようになったらいいですね。
今回は思ったように席の移動ができず、
「もっと多くの人と知り合いたかった」という声もいただいたので、
この反省を次回から生かし、もう少したくさんの人と知り合える場にしたいと思います。
スタッフからは「そのうちICTバーもやりたい!」という声が上がっていますので、こちらもお楽しみに!
第2回のデザイナーズバーは、2019年8月30日(金)に行う予定です。